【回答】ゲノム編集魚類・培養魚肉の使用に関する質問状(回転寿司チェーンなど18社宛)の回答（2025年8月4日）

日本消費者連盟と遺伝子組み換え食品いらない！キャンペーンが回転寿司チェーン及び海鮮居酒屋チェーン計18社（※）に送ったゲノム編集魚類や培養魚肉の取扱い等についての質問状に対し、5社から回答がありました。ゲノム編集魚類と培養魚肉に関する回答は分けて紹介します。

今回の質問状に対して、くら寿司、魚べい/元気寿司、がってん寿司、回転寿しトリトン、すしざんまい、にぎりの徳兵衛、さくら水産、磯丸水産、庄や、魚民、丼丸、笹互からは回答がありませんでした。くら寿司はX（旧ツイッター）の公式アカウントで「ゲノム編集魚を一切使用しておらず、今後もその予定はございません」と発信しているにもかかわらず、回答してこなかったのは残念です。

これらの企業に対し消費者が、安全性が確認されておらず、環境への影響も懸念されるゲノム編集魚類を扱わないでほしいという声を届けることが大切です。

＜ゲノム編集魚類に関する回答＞

回答のあった5社の中でゲノム編集魚類を「使用しない」と答えたのは、すし銚子丸（銚子丸）のみでした。平禄寿司（焼肉坂井ホールディングス）は「現時点で使用する予定はないが、方針は決めていない」でした。そして、銚子丸は使用しない理由として「安全性に疑問があるから」と「消費者が不安を持たないか懸念があるから」を、平禄寿司は「消費者が不安を持たないか懸念があるから」をあげました。はま寿司（ゼンショーホールディングス）は、使用しておらず、現時点で使用する予定はないとしながらもその理由についての回答はありませんでした。スシローと海鮮三崎港（両店ともFOOD & LIFE COMPANIES）は、現時点で明確な方針を定めていないため、個別に回答することは差し控えるという回答でした。また、かっぱ寿司（カッパ・クリエイト）からは、回答してきたものの、公表はお断りさせていただきますと連絡がありました。

＜培養魚肉に関する回答＞