2月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月は除草剤グリホサートを特集しました。

公園や校庭、駐車場、園地などで大量に使われている除草剤「グリホサート」。ホームセンターや園芸店だけでなく、ドラッグストアや100円ショップでも販売され、誰でも手軽に購入できます。しかし、2015年に国際がん研究機関が「発がん性の可能性あり」と発表し、世界では規制や禁止の動きが広がっています。一方、日本政府は2017年に食品のグリホサート残留基準値を緩和しました。世界の潮流に逆行する日本ですが、市民の間では販売中止や使用禁止を求める取り組みが始まっています。

━━━《内容》
1・表紙
2・ おしゃべりカナリヤ:今、改憲必要ですか?(太田伊早子)/表紙のことば
3・ 特集:危険な除草剤グリホサート 使わない、使わせない!
最も売れている除草剤の実態 発がん性以外の健康被害も/海外では次々と禁止に/検査運動が進行中 小麦から、髪の毛からも/「グリホサートやめて」の声を広げよう
8・Hot News:論考・奪われる「入り会い」の権利 人々の生存の基盤が壊されていく/ゲノム食品、安全審査なしに抗議/連載・めざそう、ごみゼロ社会④「使い捨てプラと散乱ごみをなくそう」
10・News Clip:日本&世界の消費者ニュース
11・そこが知りたいQ&A「シャキシャキ野菜の新鮮さの理由は?」
マーティンの鵜の目鷹の目「怪しいリサイクル」
12・各地の話題From愛媛「石けんの良さ、広めたい」/各地のイベント情報
13・くらしにSpice!:本『危険な化学物質から子どもを守る暮らし方』&映画『福島は語る』
14・連載 わたしたちの地域創生(28)北海道旭川市「児童書専門店から発信 当たり前に憲法や政治を語れる町に」
15・事務局から&わせだより
16・1969⇔2019:「日消連がやるしかない」水原博子(日消連創立50 周年記念実行委員会)