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【回答】私企業の柔軟仕上げ剤を推奨することに関する再質問書への回答(2020年9月14日)

【回答】私企業の柔軟仕上げ剤を推奨することに関する再質問書への回答(2020年9月14日)

9月11日付で多治見市から返答があったので添付します。この事業を担当している環境課に電話で内容の確認をしました。
今回の花王とのタイアップは環境課が担当しているので、環境課の回答になっているとのこと。



1・香害について本当に知らなかった。他の自治体の香料自粛への取り組みも知らなかった。知らなかったということについては、「申し訳ありませんでした」とのことでした。

2・暑さ対策では、伊藤園の飲料を配布することがあったので、それと同じ感覚だったとのこと。

3・中学校への配布は適切だったのでしょうか?と聞くと、複数の人から指摘を受けて、「今後は配布が適切かどうか、もう少し精査して考えていく」とのこと。今後、柔軟剤を配布することはありますか?と聞くと、「もうないです」とのことでした。

4・岐阜県作成のポスターについて、今回のことを受けて岐阜県のほうから「香料自粛」について周知するように多治見市に連絡が来たそうです。ポスターは教育委員会を通じて学校に配布済みだそうです。

5・多治見市独自のポスターを作らないのですか?という質問に対して、「オリジナルは作る予定はないが、岐阜県作成のものを生かしていく」とのことでした。

今回の措置が、「間違っていた」とか「不適切だった」とは、おっしゃいませんでしたが、香害について知らなかったことについては謝罪されていました。この問題を受けて岐阜県から香料自粛を求めるポスターの掲示や化学物質過敏症について周知するように多治見市に連絡が入ったことは、多治見市が認識を変えるきっかけになったと思います。

そもそも柔軟剤で涼しさを感じさせるということの是非を問わなければなりませんが、そうした非科学とも言える一企業の製品を一地方自治体が宣伝することはあってはならないと思います。まして多くの香害を生み出している柔軟剤です。

やはり多くのかたが声を上げることが大事だと思いました。またこれまで岐阜で活動されてきた「香料自粛を求める会」の県への働きがあったからこそ、多くの人が県に連絡を入れて県も多治見市に連絡を入れたものと思われます。

これからも一人ひとりができることから始めて、皆さんで力を合わせていきましょう。