日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【消費者リポート】1659号(2022年7月20日発行)

 

 

2022年7月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。

今月の特集は 香害をなくす活動に取り組む議員

 香害をなくす連絡会(事務局・日消連)が活動し始めて5年が経ちます。この間、被害者アンケートに取り組み、メーカーや行政へ働きかける中で、被害の実態が知れ渡るようになりました。地方議会や地方行政の動きも、被害に苦しむ人に寄り添った施策の推進、着香製品の使用自粛を求める啓発活動、国に実態調査や原因追求を求める意見書提出など活発化してきました。2021年までに「香害」に関連して議会質問した議員は、市区町村議会で187人、都道府県議会で24人、国会議員で6人、合計217人に上ることがわかりました。生活者の声を代弁する議員の活動が大きなうねりになりつつあります。

※香害をなくす連絡会日本消費者連盟(事務局)、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、有害化学物質削減ネットワーク、化学物質過敏症支援センター、日本消費者連盟関西グループ、反農薬東京グループで構成。

日消連・洗剤部会

━━━《内容》
1・表紙
2・声を上げ続ける ジャーナリスト 青木美希
3・特集:香害をなくす活動に取り組む議員 >>
4-5・「香害」 関連の議会質問を調査 北海道から沖縄まであらゆる政党が質問/香害をなくす連絡会の最近の活動/「香害をなくす議員の会」 が発足
6・北海道札幌市議・石川さわ子さん 当事者が行政と同じテーブルで話し合い 市職員も「香り製品はだめでしょ」 
7・長野県安曇野市議・小林純子さん 「子どもたちの生活環境が危ない」使用自粛求める初の保護者向け便り
8-9・HotNews:ネオニコ尿検査で94%の人から検出 学校給食を鍵に有機農業による自給を 篠崎亜紀子 (デトックス・プロジェクト・ジャパン)/ ゲノムトマト苗の配布撤回を求め署名 川口恭子 (なのはな生活協同組合理事)/ 「食の安全」 政策を各党にただす 市村忠文 (食の安全・監視市民委員会運営委員)
10・世界の消費者ニュース NewsClip 5 月31 日~ 6 月21 日 〇台湾、アロマディフューザーの安全性に懸念 他
11・そこが知りたいQ&A 超高温殺菌牛乳のほうが栄養がある? 【答える人】蓮尾隆子 (家庭栄養研究会顧問)/ フランス 田舎だより 水は誰のもの?
12.Roundabout 読者の交差点 〇茨城県議会に香害などの陳情書 他/ Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 ●連続オンライン学習会 今だから知ってほしい 遺伝子組み換え・ゲノム編集食品の真実 第8回・8 月19 日( 金)14:00~16:00
13・くらしにSpice!  池上 明(日本消費者連盟・監査委員) Book:保育の実践は憲法実践そのもの ──『 保育と憲法』 (川口創・平松知子 著)/Cinema: 笠原眞弓( フリーライター) 人は他人の人生を変えながら生きる ──『 プアン/友だちと呼ばせて』 (バズ・プーンピリヤ監督)
14・連載「世界で広がる有機給食」(10) スウェーデン編 給食のお姉さんの知恵から広まった有機給食 安全なだけでなく、 おいしく楽しく
15・事務局から&わせだより
16・Gallery 自伐型林業を担う若手たち 上垣 喜寛(NPO 法人自伐型林業推進協会・事務局長) 復興支援から生業づくりへ

    紙媒体「消費者リポート」は、1冊1000円(送料込)で販売させていただいています。
    以下のフォームよりご注文ください。

    消費者リポート お申し込みフォーム

    【日本消費者連盟 個人情報保護方針】



    なお「日本消費者連盟会員」にご入会いただいた方には、ご希望の消費者リポートの「バックナンバー」を1冊差し上げます。
    入会方法はこちらから

    一つ前のページに戻る