2022年8月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は 有機給食を各地で実現させよう
本誌2020年4月号で有機給食を特集しました。その後、全国各地で保護者や市民、農家による有機給食の取り組みが活発化しています。子どもたちに安心・安全なものを食べさせたい、地域の農業を元気にしたいと、学習会や署名活動、議員への働きかけが行われています。一方で、行政の理解を得られなかったり、給食特有の問題にぶつかったりと、苦労している様子も耳にします。有機給食を実現した事例を紹介し、各地域で始められるよう、どんな取り組みが必要か考えます。あなたも仲間と一緒に一歩を踏み出しませんか。
日消連運営委員 市村忠文
日消連事務局長 纐纈美千世
━━━《内容》
1・表紙
2・最高裁という闇 小児科医 山田 真
3・特集:有機給食を各地で実現させよう >>
4-5・各地の取り組みから学ぼう どこでも有機給食は実現できる/長野県北安曇郡池田町の場合/生協コープ自然派の場合/兵庫県丹波篠山市の場合
6・有機給食のノウハウ―愛媛県今治市の実践をもとに 元今治市職員 安井 孝さん
7・日消連は提案します 調べて、 つながって、粘り強く続けよう
8-9・HotNews:ゲノム編集トマト苗を受け取らないで 原野好正(日消連・食の安全部会、OKシードプロジェクト運営委員)/ 中国産 「黒にんにく」 に放射線照射 久保田裕子(照射食品反対連絡会世話人)/ 山林への土砂違法埋め立て 秩父では
逮捕者も 大野和興(日消連顧問、農業ジャーナリスト)/連載I LOVE 憲法 私の好きな条文 (4)第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由 戦争回避と言論の自由は深く結びついている マーティン・フリッド(55 歳・日消連共同代表)
10・世界の消費者ニュース NewsClip 7 月 1日〜7 月20 日 〇フランスの記者がグリホサート発がん研究の失墜記事執筆を告白 他
11・そこが知りたいQ&A 「リリアル」 って何? 【答える人】水野玲子 (サイエンスライター)/フランス 田舎だより 星に願いを託して 前田レジーヌ
12.各地の話題From 福井県 ラムサール条約登録湿地と北陸新幹線問題 他/ Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 連続オンライン学習会 今だから知ってほしい 遺伝子組み換え・ゲノム編集食品の真実 第9 回 9 月16 日 ( 金) 14:00 ~16:00 「海外のゲノム操作食品事情~どうなっている? EU、米国、アジア」。廣内かおり(日消連・国際委員会)、明子(GMO フリー欧州・スウェーデン在住)
13・くらしにSpice! Book:身近にある化学物質の危険性 「内分泌撹乱物質」 とは──『 病み、 肥え、 貧す 有害化学物質があなたの体と未来をむしばむ』(レオナルド・トラサンデ著)/Cinema: 枯葉剤被害を生きる──『失われた時の中で』 (坂田雅子 監督)
14・現地リポート 埼玉県飯能市・加治丘陵に建設中のメガソーラー 土砂災害のリスクが心配、安すぎる賃料にも疑問
松本典みち丈とも( 日消連・運営委員、脱原発・エネルギー部会)
15・事務局から&わせだより
16・Gallery 自伐型林業を担う若手たち 上垣 喜寛(NPO 法人自伐型林業推進協会・事務局長) スノーボード×林業という生き方