米国産小麦輸入再開への抗議および質問状

日本消費者連盟は、アメリカで未承認の遺伝子組み換え(GM)小麦が見つかったことを受け、2013年5月末から停止されていたオレゴン州産小麦の輸入再開を農林水産省が同年8月1日、決定したことに対し、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと連名で「アメリカ産小麦輸入再開への抗議および質問状」を農林水産大臣に出しました。

2013年8月2日

農林水産大臣 林芳正様

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠啓祐

特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表 天笠啓祐
古賀真子
真下俊樹
山浦康明

アメリカ産小麦輸入再開への抗議および質問状

貴省は8月1日、アメリカで開発が禁止されている遺伝子組み換え(GM)小麦が見つかったことを受け本年5月末から停止していたオレゴン州産小麦の輸入のための入札を再開しました。違法なGM小麦が一般の畑で生育していた理由は依然として分かっていない中での今回の輸入再開決定に、遺伝子組み換え作物・食品に疑問や不安を持ち反対している市民団体・消費者団体として強く抗議し撤回を求めるとともに、以下質問いたします。お忙しいとは存じますが、8月19日までに文書での回答をいただきたくお願いいたします。

1.今回の輸入再開は、「日米双方の検査態勢が整った」ためとのことですが、具体的にはどのような検査態勢ですか。日米双方の検査態勢についてお答えください。

2.その検査はいつまで継続する予定ですか。

3.そもそも違法なGM小麦の生育が見つかったのは偶然です。しかも8年も前に開発が中止されたGM小麦が一般の畑で生育していた理由も依然分からない状況からすると、オレゴン州の他の畑やGM小麦の試験栽培がかつて行なわれていたり、現在でも行なわれている他州でも同様に違法なGM小麦が生育している可能性は否定できません。貴省では、アメリカ国内のどこかでGM小麦の試験栽培が行なわれていたか、掌握されているのでしょうか。また、今回GM小麦が見つかった畑以外でGM小麦は生育していないという担保をアメリカ政府からとっているのでしょうか。

以上