なぜアメリカ産牛肉が危ないのか、なぜ輸入再開に反対するのか、そのすべてを1冊に集約。アメリカ食肉大手企業の現場労働者や元農務省高官、ジャーナリストなどによる告発から、輸入再停止までの経緯、日本のBSE対策の意味と見直し議論のデタラメまで、わかりやすく解説しています。また、福岡伸一さん(青山学院大学教授)の講演や、一からBSEがわかるQ&A(天笠啓祐さん執筆)も掲載しています。
編集:日本消費者連盟
初版発行:2006年3月20日
ページ数:A5 48 p.
550円 (事務局までご連絡下さい)
もくじ
第1章アメリカ産牛肉が危ない!
- アメリカ産牛肉の輸入停止から再停止まで … 2
- アメリカ食肉生産会社労働者の証言 … 4
- 元アメリカ農務省高官の証言 … 6
- アメリカ人ジャーナリストの証言 … 8
- さらに明らかになるアメリカのずさんな実態 … 10
- 【コラム】畜産の麻薬牛成長ホルモン … 12
第2 章 日本の食料主権が危ない!
- 日本独自の全頭検査が導入されるまで … 14
- 世界一厳しい日本の対策は四つの柱から … 16
- はじめに結論ありき:日本の対策見直しと輸入再開 … 22
【コラム】食品安全委員会ってなに? … 26
第3章 BSEをあなどると危ない!
●原因と危険性を知るQ&A
- 「BSE」ってどういう意昧ですか? … 28
- 何がBSEを引き起こすのですか? … 29
- 「肉骨粉」って何ですか? … 30
- 「プソオン」って何ですか? … 31
- BSEは人聞に感染するのですか? … 34
- 牛肉や牛乳は危ないのですか? … 35
- 食肉のほか、牛はどんな製品が使われていますか? … 35
【図解】牛由来製品一覧 … 35
第4章 消費者の権利が危ない!
- BSEの発生原因と「リスク論」 … 38
問いかけられた「食」と「生命」:福岡伸一さんのお話