安倍首相は2013年3月15日、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉への正式参加を、人々の反対を押し切って表明しました。また、日米両政府は4月12日、日本の参加に向けた日米事前協議で合意しました。
これに先立ち、3月1日、議員会館において、韓米FTA(自由貿易協定、2012年3月に発効)の問題点について、韓国の弁護士ソン・ギホさん(民主化のための弁護士会・外交通商委員会委員長)が講演しました。
韓国側にはなかったメリット
まず、ソン・ギホさんは、韓米FTAが発効して1年たったが、[…(1738文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]