日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

【ご提案】「188」+「消費者トラブルメール箱」集中ウイーク(2017年9月15日)

 

香害110番にご連絡いただいた皆様
香害に苦しむすべての皆様へ

 

「188」+「消費者トラブルメール箱」集中ウイークのご提案

 

香害110番を実施してから1か月余りが経ちました。
日本消費者連盟(日消連)が呼びかけて複数の団体と行ってきた活動のご報告と、消費者庁の「188」+国民生活センターの「消費者トラブルメール箱」集中ウイークのご提案を差し上げます。
集中期間・9月16日(土)~22日(金)

(ひとまずの集中期間です。この期間以外でもご自由に電話、メールをお願いします)

 

連絡先
●消費者庁「消費者ホットライン188(いやや)」(電話で188を押すだけ)
受付曜日・時間は消費生活相談窓口により異なりますのでご確認ください。
http://www.caa.go.jp/region/pdf/150624_kouhyou_1.pdf
●国民生活センター「消費者トラブルメール箱」(下記から投稿できます)
http://www.kokusen.go.jp/t_box/t_box.html

 

訴えたい内容(例)
・香害に苦しむ人の専用相談窓口、期間限定窓口を設けて被害事例を記録・発表してください。
・香料自粛を訴えるポスター(添付資料)を作成して、各自治体の公共施設で掲示するよう通達してください。
※皆さんの事情に合わせて自由に要望をお伝えください。

香害が社会問題であることを知らせ、国の機関として対応していただくため、被害事例の数が必要です。たくさんの方に参加いただけるよう拡散をお願いします。集中期間後に、消費者庁、国民生活センターに対し、実態の把握がどのように進んだのか、再度問い合わせを実施する予定です。

 

ご報告
皆様からいただいた生の声を消費者庁に届けようと、要望項目をまとめて8月28日に話し合いの場を設けました。患者団体など計8団体の意見をまとめて予め消費者庁に送りました。担当者の中には香害という言葉を初めて聞くという人もいて、具体的な意見交換には至らず、その場は「持ち帰って検討する」という返事でした。
9月4日(月)までの文書回答を求めましたが、9月4日消費者庁から電話があり、「文書での回答はしない。2時間も意見を聞いた。また意見を聞くことはできる」というのみでした。口頭で要望項目について聞きましたが、「実態の把握は検討する」というだけで、いつどのように検討するかは答えてもらえませんでした。その後、国民生活センターに電話したところ、総務部企画課の人から、「文書回答しない。要望については国民生活センターの消費者相談窓口の相談件数が増えてくれば検討する」ということでした。
今回のもっとも強い要望である、香害に関する専用窓口の設置について、国民生活センターは、相談件数が増えれば検討する、との回答でしたので、これまで日消連に連絡をくださった200以上の方々が、期間を設けて一斉に電話とメールを差し上げ、香害に苦しむ人がたくさんいることを知らせるキャンペーンを実施したいと思います。ぜひご参加ください。