タクシー料金はどうなる?消費者不在!規制緩和から強化に後戻り
2002年の小泉構造改革でのタクシーの規制緩和(改正道路運送法)で、タクシー営業の規制緩和がなされ、①認可制から事前届出制に②最低保持台数が60台から10台に③営業所および車庫が、所有からリースでも中古車でも可能等とされ、タクシー会社の新規参入が増え、台数も事業者が柔軟に増やせるようになりました。長距離などの割引も増し、ワンコインタクシーと呼ばれる初乗り料金500円のタクシーが出て、消費者の利便性も増しました。しかし、今秋の国会で、この規制が再び強化され、新規参入やベンチャー企業の参入を阻む規制強化がなされようとしています。
このまま進めて大丈夫なの? TPP交渉
2010年オリンピック誘致決定で湧く日本ですが、福島原発の汚染水問題や、ブルネイ交渉の結果や今後のTPPの行方など、私たちの生活がどうなるかについては情報が公開されているとはいえず、多くの不安があります。
TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の呼びかけで、日本医師会、弁護士会、消費者団体がシンポジウムを行います。
全記録ビデオ:2013.07.28 ワクチントーク全国 in 東京 講演会「子宮頸がん:病気とワクチンの本当の関係 —— 今でしょ! ワクチン総点検」
「子宮頸がんワクチン」は2013年4月「ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン」として予防接種法に入りましたが、副作用が多発し、2013年6月14日の審議会で接種勧奨の一時中止が決まりました。
今回のワクチントークでは「子宮頸がんという病気とワクチン」についてどのように考えたらよいのかを、産婦人科専門医師で、金沢大学附属病院で教壇に立たれ、海外の論文等も研究されている、打出喜義さんのお話をうかがいました。
生後6か月までに定期接種を全部受けると10回、任意接種を入れると15~6回、幼児期に全部を別々に受けると31~2回(インフルエンザワクチンを除く)というあまりにも多くなった予防接種について新しいワクチ ンとこれまでのワクチンも総点検しています。
意見交換の時間をたっぷりとり、ワクチントーク全国と日本消費者連盟がこれまで提出してきた申し入れ書や質問書の中身についても検討し、実際の認定の現場の問題についても報告しています。
講演会は150人の会場が満員になるほどの盛況をいただきました。首都圏以外にお住まいの方や、当日時間がないなどで参加できなかった方々のために、講演会の全記録を収録したビデオ(配付資料付き)を以下に公開いたします。さまざま形でご利用いただければ幸いです。
ビデオ視聴上のご注意:
- 無料のUstreamサーバーを利用している関係上、最初に広告が表示されます(大音量に注意)。数秒後に「広告をスキップ>>」をクリックすると消すことができます。
- ビデオ画面右下の
をクリックすると高解像度の全画面表示でご覧いただけます。
(共同代表・古賀真子)
テーマ1
子宮頸がんという病気とワクチン
講師 金沢大学附属病院産科婦人科医師・講師 打出 喜義さん
配布資料 (pdf: クリックするとダウンロードされます)
ビデオ
子宮頸がんワクチンの中止と被害救済を求め、被害者が要望書提出&ワクチントーク全国集会報告
子宮頸がんワクチンの中止と被害救済を求め、被害者が要望書提出&ワクチントーク全国集会報告
接種後の長期的な痛みやしびれなどを訴える人が出ている子宮頸がんワクチンについて、健康被害を受けたと訴える父母らで作る全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会は8月23日、田村憲久厚生労働相と面会し、要望書を提出しました。
要望書は、子宮頸がんワクチンを定期接種の対象から外すこと、速やかな原因究明と治療法の確立、治療に対する援助などを求めています。
接種後に体に痛みやけいれんが出るなどした14~18歳の女子8人も訪れ、症状や通学が困難な現状などを訴えました。