日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも、人のいのちや健康を優先する世の中にしたいと活動しています。

消費者リポート 1518号 2012.09.21

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本号も内容充実。自信をもってお送りします。▶まずは、東電に対して食品の放射能測定費用と売上げ減少、組合員脱退などによる損害(逸失利益)の賠償を求める「なのはな生協」や「ナチュラルコープ・ヨコハマ」など「食の安心安全」と「地産地消」にこだわってきた生協の闘い。消費者と生産者の利害対立を乗り越えるためには「ベクレル表示」が不可欠。これを広めるためには、測定コストの壁を取り払う必要があります。こんなことをしなければならなくなった原因は東電なのですから、当然東電が支払うべきものです。なのはな生協は、ついに裁判闘争に踏み切りました。▶食品に放射線を照射して殺菌や発芽抑制をしようという「食品照射。「放射線はこんなに身近に役に立つんですよ」という間接的な原子力推進の道具だけかと思っていたら、何と!放射線を当てた照射食品そのものが放射能になるって! 食品安全委員会のなかで、これに「安全宣言」を出そうとする動きが?!(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news なにをどう食べる?:食のいまを見つめ直す連続学習会、始めます
  • 2・news file 東電に放射能測定費用など賠償請求:私たちの食を守るための生協の闘い
  • 4・focus 生食解禁のために「放射線で殺菌」すると……レバ刺しから放射線が出る
  • 6・landscape 脱原発法案が国会提出されました!
  • 6・series 海外消費者情報:米カリフォルニア州で遺伝子組み換え表示住民投票
  • 7・column キノコ、山菜、お茶… 海外で輸入禁止の日本食品と放射能汚染
  • 8・hot news 遺伝子組み換え稲導入を目論む動きを阻止、「水田と害虫管理決議」を採択:ラムサール条約締約国会議に参加して