農業ジャーナリスト 大野和興
韓国とアメリカの自由貿易協定、韓米FTAが発効して今年(13年)3月15日で1年が経過しました。いま日本で交渉参加をめぐって政治問題となっているTPP(環太平洋経済連携協定)は実質的な日米FTAであるといわれ、参加した場合、なにが起こるかを知るためには韓米FTAをみるべきだといわれています。仲間の農民何人かと語らって3月終わり、韓国へ出かけました。
韓国ではアメリカとのFTA締結を巡っては市民、労働者、農民、中小業者の[…(1214文字) 続きを「消費者リポート」pdf版を購入して読む]