日本消費者連盟 | すこやかないのちを未来へ

消費者リポート 1553号 2014.03.07

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▶今年は例年になく寒い日が続いていますが、木の枝や土の表面には萌え出ようとするいのちが満ちあふれています。生きていることの悦びがみなぎってくるこの季節が「3.11」なのは、単なる偶然とは言え、何か意味のあることのように思えてなりません。▶自分ではどうしようもない大きな苦痛や不安に押しつぶされてしまわないように、私たち人間には「忘れる」という能力が備わっています。天災や自然な死のような、人間にはどうすることもできないものが相手だと、「忘れる」ことは生きる力になります。しかし、原発事故のような人災を「忘れる」ことは、生きる力どころか、新たな死を招いてしまいます。なので、これから死ぬまで、3月11日を1年の間に知らず知らずのうちに緩んでズレてしまいがちな心の時計の針を、また「福島時刻」に合わせる日にしようと思っています。▶本号には、そんな「福島時刻」の基準になるような手記が2編入っています。この視点から今の日本を見直すことが、これからの私たちの生きる力になると信じます。(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 製造所固有記号制度は廃止させましょう:冷食農薬混入事件でまた問題が明らかに
  • 2・news file 灯油問題学習会報告:寒冷地に高騰は死活問題!公共料金としての取り組みをすすめよう
  • 3・news file TPP交渉はどこへ向かう?:シンガポールから漂流を始め、またシンガポールへ
  • 3・news file なんどでも言う「TPPはいらない!」——3月30日は日比谷野音へ
  • 4・focus 原発事故から3年:放射能と向き合いながら、福島の農家として生きていきたい
  • 6・landscape 原発メーカー訴訟の会、3社を提訴
  • 6・essay 福島の友人に学ぶこと
  • 7・column ほうれん草たった40 グラムで子どもに急性中毒リスク
  • 8・hot news 結成から2年、福島原発告訴団:この世界のありようを変えるために── 告訴の行方に関心を