2022年4月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。
今月の特集は 改悪される食品表示 このままではわからない、選べない
私たちが食品を選ぶ際、食品添加物、遺伝子組み換え、原料原産地など、気になることはたさんあります。そこで頼りにするのが容器包装に書かれた表示です。その重要な食品の表示が、今、どんどんわかりにくくなってきている ことをご存じですか?食品の表示は消費者庁が所管しています。消費者庁の下に設置された検討会では、表示制度の欠陥が改められるどころか、今まで消費者の選択に役立っていた表示もさせない決定をしてしまいました。なぜそんなことになっているのでしょうか? 私たちはどうしたらいいのか考えます。
日消連・食の安全部会
━━━《内容》
1・表紙
2・金平さんの涙の意味 ジャーナリスト 青木美希
3・特集:改悪される食品表示 このままではわからない、選べない >>
4-5・消費者庁の食品表示検討会 業界の言いなりで次々改悪/ 不適切とされる「 不使用」 表示の10の類型
6-7.消費者の知る権利・選ぶ権利はどこへ? /製造過程 (プロセス) 表示を求める /食品表示問題は国会でも議論に
市民団体 「表示ネット」 も設立
8.Hot News 厚労省、 柔軟剤注意点を保健所に周知 深谷桂子 (日消連・洗剤部会)/ リニアがあってもなくてもここに居る 壬生眞由美 (長野県下伊那郡豊丘村議会議員)
9.市場価格高騰で再エネ新電力が危機に 吉田明子 (国際環境NGO FoEジャパン)/ 【連載】 I LOVE 憲法 私の好きな条文 (1)第9条 水原博子(87 歳・日消連顧問)新制中学1 年生で「戦争放棄」 と出会う
10.世界の消費者ニュース NEWS CLIP 3 月2 日〜3 月24 日 米国FDA、 ゲノム編集牛を受理 他
11・そこが知りたいQ&A 量り売りの洗剤の中身はエコ? 【答える人】田中輝子 (日消連・洗剤部会)/ 【フランス 田舎だより】 1 個のドングリから豊かさを取り戻す 前田レジーヌ
12.Roundabout 読者の交差点 ゲノム編集トラフグ、 「ふるさと納税は中止し、 海面養殖はしないで」/新潟大学で香害問題を講義 関心の高さや深い理解に感動 日消連・洗剤部会 平賀典子 /Information 参加しませんか? 各地のイベント情報 連続オンライン学習会 今だから知ってほしい 遺伝子組み換え・ゲノム編集食品の真実 第6回・5 月20 日(金)14:00~16:00
13・くらしにSpice! Book:ワクチン依存社会の実像を提示──『 プロブレムQ&A ポスト・コロナ社会を考える ワクチン依存社会総点検』 (天笠啓祐 著)/Cinema: 隕石にぶつかったから…… ──『 ツユクサ』 (平山秀幸 監督)
14・連載「世界で広がる有機給食」(7) キューバ編 農薬が手に入らないから始まった有機 ~ 学校菜園は自由と民主主義のため 吉田太郎(アグロエコロジー研究家)
15・事務局から&わせだより
16・Gallery 自伐型林業を担う若手たち 上垣 喜寛(NPO 法人自伐型林業推進協会・事務局長) ヒップホップから林業へ