日本消費者連盟
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【質問状】育種事業における遺伝子操作技術の利用に関する公開再質問状(2023年9月26日)

2023日消連第19号
2023年9月26日

試験場長各位

特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表 亀山亜土
共同代表 佐々木ミヨ子
共同代表 マーティン・フリッド
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠啓祐
(公印省略)

育種事業における遺伝子操作技術の利用に関する公開再質問状

7月27日付で貴試験場にお送りした質問状に対して、遺伝子操作技術による育種の研究はされていないというご回答をいただきました。前回の質問状に書きました通り、私たちは遺伝子操作の過程で起きる想定外の遺伝子の破壊・変化により健康被害や環境影響を招くことを懸念しているので、ご回答を歓迎いたします。しかしながら科学研究に関するデータベースサイト「日本の研究.com」に掲載された研究「ゲノム編集技術等を用いた画期的な農水産物の開発」(https://research-er.jp/projects/view/891704)の実施研究機関に貴試験場の名がありました。少し前の研究のようですが、貴試験場では研究していないということでよろしいでしょうか。
ご回答は文書(FAX、メールでも構いません)にて10月13日までにお願いいたします。いただいたご回答は団体のホームページ等で公開します。

1.「ゲノム編集技術等を用いた画期的な農水産物の開発」研究において、貴試験場は遺伝子操作技術による育種研究をされなかったのですか。貴試験場は当該研究の中で、どのような技術による、どのような生物の育種研究をされましたか。

2.もし遺伝子操作技術による育種を研究されていた場合、前回ご回答の経過をお答えください。

以上

富山県農林水産総合技術センター
静岡県農林技術研究所
宮崎県農業試験場
宮城県古川農業試験場
佐賀県果樹試験場