日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

2018年12月14日 院内学習会「アメリカを変えたママと考える日本の食」

 

◆院内交流・学習会◆

アメリカを変えたママが来る!ゼンさんと考える日本の食

 

米国で遺伝子組み換え(GM)食品やモンサントの除草剤ラウンドアップ(グリホサート)の禁止を訴え、世界中に運動を広げている「Moms Across America(マムズ・アクロス・アメリカ)」の創設者ゼン・ハニーカットさんが12月に来日します。

ゼンさんたちの運動によってGM食品や危険な農薬を避けることでアレルギー、自閉症などの症状から少なからぬ子どもたちが抜け出すことができるようになり、ゼンさんたちは活動すればするほど元気になる“止められない母親たち”(Unstoppable moms)と呼ばれるようになりました。ゼンさんは2017年3月にも日本を訪れ、日本の母親もいっしょに遺伝子組み換え企業から食を取り戻していこうとよびかけています。

米国では年々GM食品を避けようとする人の数が大幅に増え、有機食品市場も急激に拡大しています。しかし、一方で日本を含むアジアでは逆に消費量は年々増えています。世界で規制を求める声が高まるグリホサートに対して日本政府は昨年、その動きとは真逆に残留基準を最大で400倍も緩和してしまいました。今後、日本でも米国で起きているようなGM食品とその農薬による健康被害が生まれていくことが懸念されます。

そして、日本がGM食品やGM作物を輸入し続ける限り、米国でのGM作物の栽培も止まらず、ラウンドアップの消費量も増え続けます。GM食品・作物を終わらせ、農薬汚染を止めるためにも、日米の消費者の連帯はとても重要な課題になってきていると言えるでしょう。

ゼンさんのお話を聞き、共に何ができるか議論する機会を持ちます。ぜひ、みなさまご参加ください。

 

【日時】2018年12月14日(金)16:00~18:00

【会場】衆議院第1議員会館 多目的ホール
最寄駅:地下鉄「国会議事堂前駅」徒歩3分
アクセス→http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm

資料代:1000円(逐次通訳付き)

予約優先(定員170名)

■申込み
以下からお願いします。満席の場合は事前申し込みされた方を優先させていただきます。
https://kokucheese.com/event/index/545582/

 

ゼン・ハニーカット(Zen Honeycutt)さん
3人の子どものアレルギーや自閉症疾患の原因を調べる中で、遺伝子組み換え食品やグリホサート(農薬ラウンドアップの主成分)の問題に取り組む人々と出会いました。それを機に食生活を非遺伝子組み換え食品やオーガニック食品に変えると、子どもたちの健康が改善。同じように苦しむお母さんたちとネットワークを立ち上げ、この問題に取り組んでいます。

 

 

主催:日本の食を変えたい実行委員会(日本消費者連盟も参加)

【問合せ先】
Eメール: tabemamaproject@gmail.com(食べもの変えたいママプロジェクト)
電話:070-2291-5011(日本の種子(たね)を守る会事務局)