日消連・食の安全部会
日消連も参加するデトックス・プロジェクト・ジャパン(※)の調査で、農薬による人体汚染が広く起きていることがわかりました。1990年代から使用量が急増しているネオニコチノイド系殺虫剤(ネオニコ)は9割以上の人から検出され、除草剤グリホサートは過半数の人から検出されました。「人には安全」と宣伝されてきたこれら農薬は、ごく微量でも胎児の脳に影響を与えること、発がん性や神経毒性があることが報告されています。農薬が原因と疑われる健康の異変は起きています。予防原則の考えから、今すぐ対策を取ることが大切です。
※体内残留農薬検査運動に取り組む市民団体で2019年に発足。
●尿中のネオニコとグリホサートを検査
ネオニコは95%の人から検出
●ネオニコはごく微量でも発達に影響