日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

2021年6月19日 シンポジウム「農水省『みどりの食料システム戦略』の狙いとは~有機農業実践者と語り合うこれからの農と食」

 

★申し込みは締め切りました。多数のお申し込みをいただきましてありがとうございました。

 

  • 日本消費者連盟総会記念シンポジウム●

農水省「みどりの食料システム戦略」の狙いとは

有機農業実践者と語り合う“これからの農と食”

世界各国で拡大している有機農業。一方、日本では依然として耕地面積の1%にも満たない状況が続いています。そんな中、農林水産省は今年になって「化学農薬の使用量を50%低減」「耕地面積に占める有機農業の面積を25%に拡大」を盛り込んだ『みどりの食料システム戦略』を打ち出しました。有機農業推進と歓迎する声も聞こえてきますが、ゲノム編集作物・RNA農薬といったバイオテクノロジーや、AI・5Gなどハイテクの積極的な活用が謳われ、そこに本来の有機農業の姿はありません。この『戦略』に隠された“狙い”を明らかにするとともに、私たちが求める農と食について有機農業実践者と考えます。オンライン参加もできます。これからの農と食について一緒に考えませんか。

【日時】6月19日(土)13:30~15:30

【会場】連合会館2階201会議室
最寄駅:地下鉄
「新御茶ノ水駅」B3出口すぐ、JR「御茶ノ水駅」聖橋口5分
会場地図→https://rengokaikan.jp/access/
★オンライン参加もできます★

<プログラム>
・「みどりの食料システム戦略から見えてきたもの」斎藤敏之さん(農民連常任委員)
・「化学農薬からバイオ農薬へ――増幅する危険性〜RNA農薬から考える〜」天笠啓祐さん(ジャーナリスト)
・「多重多層に循環する農業と地域をつくる」菅野芳秀さん(山形県の有機農家)オンライン参加
・「南仏のむらから」前田レジーヌさん(フランス在住の翻訳家)オンライン参加
・パネルディスカッション

【登壇者プロフィール】
齋藤敏之(さいとう・としゆき) 1949年千葉県生まれ。千葉県立薬円台高校園芸科卒業と同時に就農。1989年の農民運動全国連合会結成時に常任委員に就任、その後事務局長。2012年に一般社団法人農民連食品分析センター代表理事。千葉県内で有機農業を実践している。最近、若いお母さんたちの要望で、子どもたちとの体験農園「やんちゃるファーム」を始めた。

天笠啓祐(あまがさ・けいすけ) 早稲田大学理工学部卒業。雑誌『技術と人間』の編集者を経て、1993年に独立。現在は、市民バイオテクノロジー情報室代表、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、日本消費者連盟顧問。近著に『ゲノム操作と人権』(解放出版社)、『農と食の戦後史~敗戦からポスト・コロナまで』(緑風出版、共著)他。

菅野芳秀(かんの・よしひで) 1949年山形県生まれ。百姓。稲作と自然養鶏の循環型農業を営む。地元長井市で有機物が循環する地域システムを市民の運動で作り上げ、現在地域の自立と自給を目指す置賜自給圏づくりに奮戦中。著書に『生ごみはよみがえるー土はいのちのみなもと』(講談社)、『玉子と土といのちと』(創森社)他。

前田レジーヌ (まえだ・れじーぬ) フランス出身。約20年間の日本滞在を経て、2019年フランス南西部ジェルス県の田舎に移住。翻訳仕事の傍、アグロフォレストリーに挑戦中。2017年より国際有機農業映画祭運営委員としても活動。翻訳・字幕制作作品に『給食からの革命』(2019年/フランス)、『トマト帝国』(2017年/フランス)、『未来の収穫』(2012年/フランス)他。

 

◎参加費:日本消費者連盟会員・学生500円、一般800円

◎定員:会場45名、オンライン100名(必ず予約をお願いします)

◎申込み:締め切らせていただきました。

◎申込み締切り:6月16日

★申込者には開催日の2日前に参加のためのURLをお送りします

[お支払いについて]
オンライン参加の方は事前に参加費を下記までお振込みください。会場参加の方は当日で結構です。
・ゆうちょ銀行から振り込む場合
郵便振替口座:00130-0-22957/加入者名:日本消費者連盟
・他行から振り込む場合
銀行名:ゆうちょ銀行/支店名:〇一九(ゼロイチキュウ)支店/預金種類:当座
口座番号:0022957/口座名:日本消費者連盟

★振込用紙には、お名前のほか、通信欄に「総会記念シンポ参加費」「日消連会員または非会員」とお書きください。お振込後のキャンセルはご遠慮願います。参加申し込みいただいた方には後日録画したものをお送りします。

主催:日本消費者連盟

【問合せ】
電話:03-5155-4765
FAX:03-5155-4767
Eメール:office.j@nishoren.org