日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

新着情報

市民講座ご案内 死体とされた人からの臓器摘出に、なぜ麻酔や筋弛緩剤を使うのか?

改正臓器移植法施行後169例 のうち、家族承諾による臓器移植が 128例で、本人の意思表示があるものが  41例と、家族の承諾による臓器移植が増えています。

2014年1月23日、東北大学病院に入院中の20歳代の女性(原疾患は低酸素性脳症)から肺、肝臓、膵臓、腎臓、眼球の提供による移植がありました。両肺は 京都大学医学部附属病院の50歳代女性、肝臓は 国立成育医療研究センターで10歳代男性に、膵臓・腎臓は 神戸大学医学部附属病院の30歳代女性に、腎臓は 鷹揚郷腎研究所弘前病院の40歳代の女性にされています。自殺者からの移植が増えていたり、移植の問題点をしらないままドナーカードを所持する若者が増えています。一方で、臓器摘出時に行われる麻酔や筋弛緩剤使用の実態報告と考察など、「救命なき早すぎる死」が起こっていないか、臓器摘出の現場に関しての情報は伝えられていません。

子宮頸がんワクチンの再開を許さない!院内集会にご参加を

2013年4月から定期接種となった子宮頸がんワクチンは、6月14日に積極的接種勧奨が中止されて半年余が過ぎました。1月の合同部会で2月会議での接種再開へのゴーサインがだされようとしています。子宮頸がんワクチン全国被害者連絡会、薬害オンブズパーソン会議、日本消費者連盟等は、この間の審議会の動きを見据えながら活動してきましたが、2月6日に緊急院内集会を行うことになりました。

NHKの経営委員人事に問題はないか 

現職のNHK経営委員が不特定多数が閲覧可能なネット上で、選挙にあたって特定の候補者を支持すると表明したり、時の内閣総理大臣と共著で国政や思想・信条に絡む図書を出版することに問題はないのでしょうか。2014年1月25日の会長就任会見における籾井勝人・NHK会長の「従軍慰安婦」ほか一連の発言につき、2014年1月27日、NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ(共同代表 湯山哲守さん・醍醐聰さん)がNHK経営委員会あてに「籾井NHK会長の解任を求める申し入れ」と、NHK会長籾井勝人氏本人に「自主的辞任を求める申し入れ」をされましたのでご紹介します。

学習会 考えましょう! 「フッ化物(フッ素)洗口」問題

日本弁護士連合会も学校でのフッ化物洗口の中止を要求しています。

今、行田市の小中学校で「フッ化物洗口」の集団実施を促進するかのような動きが保護者や学校現場からではなく、行政側から始まっています。しかし、学校での「フッ化物洗口」については、様々な問題があるとして、全国各地で反対や疑念の声があがっています。「フッ化物洗口」に賛成の人も反対の人も、是非、秋庭先生の講演をきいてみませんか。

温泉風軟水風呂の銭湯から防サビ剤検出!

世田谷区の銭湯の飲用のカラン水を2013年11月18日に採取し検査機関で分析したところ、12月27日、防サビ剤であるポリリン酸塩が検出されました。これは硬水の源水を軟水にするために科学物質を使ったものとみられ、軟水と謳った一種の偽装といえます。ポリリン酸ナトリウムはpH調整剤として食品加工にも使われますが、銭湯のタンクの防サビ剤として水の成分調整用に使われる場合には、重金属の混入も見られ飲用には適しません。日消連では次のような公開質問状を東京都、世田谷区に送付しましたが、役所からはきちんとした回答が得られていない状況です。

子宮頸がんワクチンの再開に反対する申し入れをしました

2013年12月25日の行われた第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と第4回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全部会安全対策調査会の合同会議で継続審議とされた、子宮頸がんワクチンの「積極的勧奨の中止」の継続の可否(再開の可否)について、2014年1月20日に7回の会議が開かれます。日消連、ワクチントーク全国、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会は、合同会議開催に先立ち、申し入れを行いました。

世界で一番危険な大間原発学習会にご参加を!

大間原発は北海道から18kmに位置します。世界のどこも手掛けたことのないフルMOX燃料を装荷、それを一度も原発を手掛けたことのない電源開発株式会社が、実験炉もなく即商業炉での電気を造る予定です。大間原発は活断層あり、火山帯あり、民家ありと、とても安全な建設計画の条件の整うところでありません。

大間の建設反対裁判の口頭弁論は11回を終えました。

1月6日締め切り、エネルギー基本計画に異議の意見を!

エネルギー基本計画へのパブリックコメントの募集が明日締め切られます。今後の経済や国民生活、原発政策、再生エネルギー普及、電気料金などにも重大な影響がある基本政策です。メールやファックスならまだ間に合いますので、ぜひ意見を出しましょう。意見案を提案します。

2014年 明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

NPO法人日本消費者連盟は、今年を「消費者運動元年」と位置付け、「新生日消連運動を創造しよう」との決意も新たに、積極的に活動を展開して参ります。

日本消費者連盟は、福島原発事故が現在の消費生活、消費者問題に重大な影響を与え続けていることを常に念頭に置き、「すこやかな命を次世代へ」というスローガンのもと、各分野での具体的な取り組みを積極化させます。

身近な問題にぜひ、一緒に取り組んでいきましょう!

子宮頸がんワクチン、茶番はやめて、被害者の声を真剣に聴くべき~独立した第三者委員会による再評価を

合同会議の利益相反と政策決定能力を問う

被害者の声を真剣に聴くべき~

独立した第三者委員会による再評価を

 

2013年12月25日、第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と第3回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全部会安全対策調査会の合同会議が16時から19時過ぎまで、厚労省12階の会議室で開催されました。日消連、ワクチントーク全国、子宮頸がんワクチン被害者連絡会(被害者連絡会)は12月24日に子宮頸がんワクチンについて、公正な審議を求める申し入れを行いました。

合同会議は、副作用についての事務局の説明に終始し、痛みに特化した参考人からの意見を聞いたのみで、議論はほとんどなく、次回(14年1月)に論点を整理して検討を続けるということで、「積極的勧奨の継続」についてははっきりと明言されないままに終わりました。

合同会議後の記者会見では、被害者連絡会やそれを支える自治体議員の会から、被害者への救済を求める声等が1時間半にわたって述べられました。今朝のNHK報道では、子宮頸がんワクチンについての報道はなく、先月、11月18日の予防接種の部会(いずれかは不明)で「水ぼうそうワクチンと高齢者の肺炎球菌ワクチンが300億円の補正予算で行われることが決定された」との報道がされました。全く寝耳に水です。

ワクチン行政はどうなっているのでしょうか?合同会議の様子を振り返りながら考えます。

明日2013年12月25日の合同会議に緊急申し入れ~子宮頸がんワクチンの定期接種の見直しを!副反応検討部会は公正な審議を!!

2013年12月25日、第6回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と第3回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全部会安全対策調査会の合同会議が開催されます。子宮頸がんワクチンは13年4月に定期接種が始まりましたが、失神、痛みなどの副作用が多発して、大きな社会問題となり、6月14日の合同会議で「積極的勧奨の中止」が決められました。12月17日、世界的ワクチンメーカー(グラクソ・スミスクライン社)が学者の肩書で自社社員を使い、医療経済評価についての論文を出していたことが報道されました。2010年の杉並区を皮切りに3.11の政府広報として始まった子宮頸がんワクチンキャンペーンは導入までの背後事情が取りざたされながらも、マスコミ、消費者を巻き込んで、税金で行う定期接種にまで押し上げられました。