日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも人のいのちや健康を優先する世の中に変えたいと活動しています。

日本消費者連盟 消費者リポート 号別紹介

【消費者リポート】4月20日発行の「消費者リポート」1680号

4月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「プラスチックはリサイクルすれば問題解決?」です。 日消連・環境部会  プラスチックの一括回収を始める自治体が増えています。これまで自治体で収集して きた容器包装プラスチック(※1)のルートを生かして、歯ブラシやハンガーな ど燃やすごみに回ることの多かった製品プラスチック(※2)も集めてリサイク ルしようというものです。2022年…

【消費者リポート】3月20日発行の「消費者リポート」1679号

3月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 【消費者リポート】3月20日発行の「消費者リポート」1679号 ●今月の特集は、「デジタル教科書の本格導入 子どもの健康と個人情報の保護を」です。 編集委員 加藤やすこ 義務教育の学校に超高速無線LAN(※1)を配備し、児童生徒に1人1台の学習用パソコンを支給する「GIGAスクール構想(※2)」が始まって5年経ちました。デジタル教科書を供給する実…

【消費者リポート】2月20日発行の「消費者リポート」1678号

2月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「核のごみ捨て場に適地はない 文献調査受け入れの北海道・寿都町を訪ねて」です。 本誌編集長・杉浦陽子  元日の能登半島地震は、日本の国土で原発を稼働させる恐ろしさと愚かさを改 めて認識させました。志賀原発が稼働していたら、珠洲原発が建設されていたらと、 つい原発稼働に目が向きがちです。しかし、そこから生み出される核のごみがどれほど…

【消費者リポート】1月20日発行の「消費者リポート」1677号

1月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「海が企業の儲けの場に 本物の魚が食べられなくなる」です。 日消連顧問 天笠啓祐 日消連事務局長 纐纈美千世  魚を取り巻く環境が悪化しています。「魚工場」と呼ばれる陸上養殖が広がり、ゲノム編集魚の種類が増え、エピゲノム編集など新たな遺伝子操作による魚の開発も始まりました。2018年には漁業の発展を目的とした漁業法が改悪され、公共…

【消費者リポート】2023年12月20日発行の「消費者リポート」1676号

2023年12月20日発行の「消費者リポート」1676号をお届けします。 ●今月の特集は、「農薬による人体汚染が明らかに」です。  日消連も参加するデトックス・プロジェクト・ジャパン(※)の調査で、農薬による人体汚染が広く起きていることがわかりました。1990年代から使用量が急増しているネオニコチノイド系殺虫剤(ネオニコ)は9割以上の人から検出され、除草剤グリホサートは過半数の人から検出されました…

【消費者リポート】2023年11月20日発行の「消費者リポート」1675号

11月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 ●今月の特集は、「タネの企業支配を推進する 国際同盟UPOVとは」です。 「日本政府がアジアの農民からタネの権利を奪おうとしている。何とかしてほしい」。マレーシアの市民団体から日本消費者連盟に連絡がありました。調べてみると、農林水産省が事務局を担う「東アジア植物品種保護フォーラム」が、ASEAN諸国にUPOV条約への加盟を強力に推し進めているこ…

【消費者リポート】2023年10月20日発行の「消費者リポート」1673号

10月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 【消費者リポート】2023年10月20日発行の「消費者リポート」1674号 ●今月の特集は、「地域に広がる有機給食 その実現のカギを探る」です。 日消連・食農部会  いま、有機食材を使った学校給食が増えています。日本消費者連盟食農部会は 活動のテーマとして「有機給食」を取り上げ、実施している自治体へのアンケート調査を 行いました。自治体や給食現…

【消費者リポート】2023年9月20日発行の「消費者リポート」1673号

9月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 【消費者リポート】2023年9月20日発行の「消費者リポート」1673号 ●今月の特集は、「新たな香害、抗菌・消臭系柔軟剤、洗剤」です。 日消連・洗剤部会 「抗菌・消臭」を謳う柔軟剤や合成洗剤が増えています。抗菌は、新型コロナウイ ルスが感染拡大して以降、清潔なイメージと結びつき、消臭は、体臭や雑菌から 来るにおいだけでなく、香害の否定的なイメー…

【消費者リポート】2023年8月20日発行の「消費者リポート」1672号

8月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 【消費者リポート】2023年8月20日発行の「消費者リポート」1672号 今月の特集は、「身近に迫るゲノム編集食品 監視と行動で歯止めをかけよう」です。  遺伝子を操作したゲノム編集食品を欧米の市民団体は「新しい遺伝子組み換え」と呼び、厳しい規制の必要性を訴えています。ところが、日本政府は明確な根拠を示さないまま「安全性は従来の食品と同程度」とし…

【消費者リポート】2023年7月20日発行の「消費者リポート」1671号

2023年7月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は、「PFI導入で公園が『稼ぐ場』に変貌」です。 本誌編集長 杉浦陽子  公園はいったい誰のものなのかと考えさせられる事態が進んでいます。全国の都市公園で再整備が進み、その際に利便性の高い建物が建築される一方で、その敷地確保のために樹木が伐採されているのです。この矛盾には、2017年に改正された都市公園法で導入された「公園PF…