日本消費者連盟
すこやかないのちを未来へ
企業や国家の利益よりも、人のいのちや健康を優先する世の中にしたいと活動しています。

消費者リポート 1536号 2013.06.21

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電子版(pdf) 300円

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▶子宮頸がんワクチンの接種を推進してきた厚生労働省が、副作用を理由にやっと積極的に勧めるのを見合わせましたね。この問題に早くから取り組んできたわが日消連のwebサイト nishoren.net もアクセス数が急上昇。日消連ブックレット「必要ですか? 子宮頸がんワクチン (増補改訂版)」も飛ぶように売れて…いけばいいんですが、消費者のおサイフのヒモは、アベノミックス程度じゃなかなかゆるまらないようですな。でも、売れ行き好調ですよ。▶本誌1534号4-5面に掲載した「内部被ばく、除染、被災地の農業再生はいま」に対して、根源的な疑義が提出されています(本号8面)。農業生産者や農学者による汚染地の農業再生と食品の放射能汚染低減の試み。しかし、根本的な問題が忘れられていないか?——ウーン、明確な答えが出ない問題ですが、避けて通ることの出来ない、極めて重要な問題提起です。みなさんはどう考えますか?(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 2013夏期学校給食集会学習会:社会全体で子どもを守るためにできること、給食現場でできること
  • 2・news file 安倍首相へ「九六条改憲議員連盟」顧問職の辞職を要請:憲法最大の危機に際して、私たちは
  • 2・news file 町のとうふ屋さんのお話:5.21「TPPに反対する人々の運動」学習会報告
  • 3・news file アメリカ食品安全センター、ペイジ・トマセりさんに聞く:生物多様性を脅かす遺伝子組み換え作物~遺伝子組み換え大国アメリカで何が起こっているか
  • 4・focus 「しきゅうのお知らせ」どううける!?——ある高校の保健室にて
  • 6・地域からの報告 ③静岡県王子マテリア富士工場・バイオガス発電事業、住民への説明と第三者機関設置を求めて
  • 7・column TPPの原型「NAFTA」でメキシコに何が起きたか
  • 8・hot news 高放射能汚染地域では住民の被曝を度外視した農業再生はあり得ない

映画「世界が食べられなくなる日」の世界——核と遺伝子操作が人類を滅ぼす?

映画「世界が食べられなくなる日」の世界——核と遺伝子操作が人類を滅ぼす?

─6月8日から全国順次公開─ まもなく、ドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」(アップリンク配給)の上映が始まります。この映画は、遺伝子組み換えトウモロコシを用いた動物実験と福島第一原発事故を並行して取り上げ、…

地域からの報告 ②佐賀県「原発の無い玄海町を考える会」VS「原子力幽霊」

九州電力と佐賀県知事はやらせメールで全国に勇名を馳せました。一時低姿勢を装っていましたが、両者とも反省の色は皆無で再稼働に恋々としています。地元が反対すれば再稼働はできません。でも「地元=議員+首長」では、市民の声は届か…

韓国やEUにできてなぜ日本でできないの?:政府や事業者に求めます 食品表示は〝契約書〞もっとはっきり、正確に

韓国やEUにできてなぜ日本でできないの?:政府や事業者に求めます 食品表示は〝契約書〞もっとはっきり、正確に

日消連が事務局を担う「食の安全・監視市民委員会」が設立10年を記念して、2013年4月20日に都内で食品表示に関する国際シンポジウムを開催しました。4月初旬に食品表示法案が閣議決定され、今国会で成立の可能性が高まっている…

消費者リポート 1535号 2013.06.07

消費者リポート 1535号 2013.06.07
電子版(pdf) 300円

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▶原発と遺伝子組み換え作物(GMO)。これら近代を代表する科学技術をふたつながらに対象にして、その本質に迫る映画が6月8日から日本で封切りされます。『世界が食べられなくなる日』(アップリンク配給)がそれ。『未来の食卓』のジャン=ポール・ジョー監督の渾身の新作です。中心テーマのひとつは、画期的なGM食餌動物実験。その解説は本号8面でどうぞ。▶実は、この映画の日本公開に、わが日消連関係者が複数名関わっているんですよ。さらに、映画のなかにも登場します(っていうか「映ってる」と言った方がいいんですが)。▶原発もGMOも、事故のさいの保険をまともに引き受ける保険会社が世界のどこにも存在しないということは、前にもここで言いましたが、保険なしに市場経済のなかで「産業」として操業することは不可能。そこで考え出されたのが賠償額に上限を設定するという手口です。本当は被害額が青天井のリスクに対して、「企業は申し訳程度賠償しとけばいい。あとは国(ということは国民)で何とかするから」というもの。「原子力損害賠償法」には「賠償措置額」という形で上限を1200億円と明記しています(同法第7条)。原賠法のGM国際版ともいうべき「名古屋・クアラルンプール補足議定書」(2010年採択。未発効)も、「対応策に係る経費…に上限額を定めることができる」(同議定書第8条)としています。▶こういう法規で二重三重に守られているのが原発やGMOなんですね。こんな法規、つくる方もつくる方ですが、それを見過ごしてきたわれわれ市民も「お人好し」すぎでした。自民党政権の下で動き始めた「原賠法」改正の行方に注目!(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 「石けんでシンプルライフ」:合成洗剤をやめていのちと自然を守る埼玉連絡会と日消連が共同で出版
  • 2・news file 「BSE全頭検査は必要です」──食品安全委員会プリオン専門調査会の評価書撤回を求める
  • 2・news file マイクロ波使用「健康機器」店頭販売で健康被害:公取委、消費者庁へ申告書
  • 3・news file 5.5 公開フォーラム「子どもたちの未来のために」報告:いまがふんばりどころだ
  • 4・focus 韓国やEUにできてなぜ日本でできないの?:政府や事業者に求めます 食品表示は〝契約書〞もっとはっきり、正確に
  • 6・地域からの報告 ②佐賀県「原発の無い玄海町を考える会」VS「原子力幽霊」
  • 7・column 福島集団疎開裁判被曝の危険を認めるも訴え却下
  • 8・hot news 映画「世界が食べられなくなる日」の世界——核と遺伝子操作が人類を滅ぼす?

「電気事業法の一部を改正する法律案」への要望書を衆参両院経済産業委員会宛に提出

私たちが毎日消費している電気。でも、原発で発電された電気は使いたくないですよね。「できれば放射能も温暖化ガスも出さない再生エネルギーでつくった電気を使いたい」という消費者は大多数を占めています。 けれども、家庭部門など小…

4・6 日消連シンポジウム報告:内部被ばく、除染、被災地の農業再生はいま──参加者との質疑応答より

4・6 日消連シンポジウム報告:内部被ばく、除染、被災地の農業再生はいま──参加者との質疑応答より

内部被ばくを避けたい消費者が、どうすれば放射能汚染にみまわれた被災地の農業再生とつながれるのか? 講師にお迎えした福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任助教の石井秀樹さん、市民放射能監視センター「ちくりん舎」副理…

認可基準や審議会に利用者目線を!:北総線「運賃値下げ訴訟」で鉄道運賃認可基準の問題が明らかに

北総線沿線の千葉ニュータウンは、現在人口約9万3千人と当初見込みの約4分の1にとどまっています。都心とのパイプ役の北総線は、開業から九回も値上げ、一時は一駅で300円の区間も現れましたが、毎年、運賃収入の半分近い約50億…

消費者リポート 1534号 2013.05.21

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▶チェルノブイリ原発事故の健康被害を調査・研究してきたロシア科学アカデミーのアレクセイ・ヤブロコフ博士が、この5月に来日。これまで国際原子力機関(IAEA)や国連科学委員会(UNSCEAR)、世界保健機関(WHO)が隠してきたチェルノブイリ原発事故の被災地での健康被害の実態を各地で報告しています。このまま何もしなければ、福島やその周辺地域、さらには首都圏でも同じような健康被害が出る。恐ろしいことです。OurPlanet-TVのご協力で東京講演のビデオがネット上で視られますので、講演会に行けない方はぜひご覧下さい(http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1585)。▶「被災国の専門家やベラルーシ政府の抗議を無視してチェルノブイリの実態を隠してこられたのは、やっぱ閉鎖的な旧共産圏だったからでしょ? 民主主義や情報手段が浸透している日本であんなことはできないはず」と、恥ずかしながら私自身何となく思ってしまっていました。ところが、現実にはチェルノブイリでの隠ぺい工作がそのまま日本でも通用してしまっているんですね。その最たるものが…この先は6月15日(土)日消連主催の第40回定期総会記念シンポジウム「子どもたちを放射能から守るために、いま何をしなければならないのか?」で聞いて下さい。▶ヤブロコフ博士らが、これまでに発表された約5000件の科学論文の内容をまとめた『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(星川淳監訳、岩波書店)もこの4月に出版されました。これは放射線被害隠ぺい工作と闘うための最強の武器です。この本の内容を日本人の大多数が熟知しているという状況を作れるかどうかが勝負の分かれ目と言えるでしょう。「自分の経験に学ぶことができないものはおろか者である」「賢い人間は他人の教訓から経験を得る事ができる」これは、ヤブロコフ博士が講演の冒頭で引いたロシアの格言です。(共同代表・真下)

もくじ


  • 1・hot news 6・15(土)第40回定期総会 記念シンポジウム:子どもたちを放射能から守るために、いま何をしなければならないのか?―福島の現実から
  • 2・news file 大飯原発運転差し止め仮処分裁判に不当判決:活断層の3連動は認めたのに… 安全評価のやり直しを求めよう
  • 2・news file 認可基準や審議会に利用者目線を!:北総線「運賃値下げ訴訟」で鉄道運賃認可基準の問題が明らかに
  • 3・news file 新ワクチン、同時接種をやめ、救済は迅速に!:副反応による死亡24例中18例が同時接種
  • 3・news file 「事故処理費用は税金払い」の原子力損害賠償制度被害者への賠償を最優先する原賠法改正を!―自民党に要請
  • 4・focus 内部被ばく、除染、被災地の農業再生はいま──4・6 日消連シンポジウム:参加者との質疑応答より
  • 7・column 危機管理のための「ハザード」を洗い出そう
  • 8・hot news 胆管がん被害を拡大させないために必要なこと——消費者のところまで規制の手が届かない

牛海綿状脳症(BSE)検査について48ヶ月齢以下は不要とするとした食品安全委員会プリオン専門調査会の評価書の撤回を求める

日本消費者連盟と食の安全・監視市民委員会は、5月8日まで内閣府食品安全委員会がパブリックコメントを求めていたBSE対策の後退を許す評価書に反論し、この評価書の撤回を求めました。 食品安全委員会は、2013年4月、そのプリ…

もっともっと活用しよう 市民による放射能測定──「みんなのデータサイト」と「ちくりん舎」に期待すること

もっともっと活用しよう 市民による放射能測定──「みんなのデータサイト」と「ちくりん舎」に期待すること

放射線には、色もにおいも味もなく、私たちの五感でとらえることはできませんが、2011年の福島原発事故以降、私たちは、毎日の食べ物や水、身の回りの空気や土にも、放射能を意識せざるを得ない状況にあります。そこで、市民がお金を…

「どう放射能と向き合うか」給食集会報告測定、情報公開と対話で安心でおいしい給食を

2013年3月27日、飯田橋にて全国学校給食を考える会主催の学校給食全国集会が開かれました。各地の給食測定の取り組みについて「給食ニュース」編集責任者の牧下圭貴さんから、生産者と消費者をむすぶ流通の立場での取り組みについ…