【消費者リポート】1647号(2021年7月20日発行)
2021年7月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は みんなで測ろう、 調べよう 自分や家族の体調不良の原因に環境汚染を疑ったことはありませんか。私は子どものぜん息発作をきっかけに、幹線道路沿いの二酸化窒素(NO2)測定を始めました。福島原発事故が起きた時は、放射能測定器を購入して公園や学校の校庭に測りに行きました。ネットや新聞で情報収集するだけで…
【消費者リポート】1646号(2021年6月20日発行)
2021年6月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は ゲノム編集食品の真実を知って厳しい規制と表示を求めよう ついにゲノム編集トマトの栽培が始まってしまいました。開発企業が今年5月に応募者5000人に家庭菜園用として無料配布したのです。このトマトは、食べものとしての安全性審査も環境影響評価も行われていません。2018年にゲノム編集大豆の栽培を開始し…
【消費者リポート】1645号(2021年5月20日発行)
2021年5月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は それって本当に有機農業?『みどりの食料システム戦略』の危険な誘い 農林水産省が『みどりの食料 システム戦略』の中間とりまとめを発表しました。『戦略』 には、化学農薬使用量を30 %低減 し、有機農業面積を耕地面積の25 %にする、などの目標が掲げられています。しかし、目標の達成時期は2050年、…
【消費者リポート】1644号(2021年4月20日発行)
2021年4月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は 脱プラだけでいいの?再生紙を選んで環境を守る レジ袋の有料化でようやく脱プラスチック意識が芽生えつつある日本。 それでは、代わりの紙袋ならいくら使ってもいいのでしょうか。紙は製品になった紙をリサイクルして製造する再生紙の比率が高いので、プラスチックに比べて自然からの収 奪を抑制することができます…
【消費者リポート】1643号(2021年3月20日発行)
2021年3月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は どうする? コロナ禍の貧困 コメと野菜でつながろう 長引くコロナ禍で貧困が広がっています。完全失業者数は、昨年2月から今年1月まで12 カ月連続で前年を上回りました。そこにカウントされない人も含めて生活困窮の実態が浮き彫りになっています。自助を強調する菅政権の施策は、自己責任を押し付け市民に分…
【消費者リポート】1642号(2021年2月20日発行)
2021年2月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は 福島原発事故から10年 忘却圧力と闘う あったことをなかったことにすることはできない。 2011年3月 11 日の東日本大震災により福島第1原発事故が起こり、それによ り多くの人が被曝したことは事実です。しかし政府は国策として進めてきた原発の事故の責任を取らずに、「健康影響などない」「事故 処理…
【消費者リポート】1641号(2021年1月20日発行)
2021年1月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は 種子に遺伝子操作の表示を 国内で食用の遺伝子組み換え作物は今のところ商業栽培されていませ ん。しかし、ゲノム編集という新し い遺伝子操作技術が登場し、届出第 1号のゲノム編集トマトの苗が無償 配布されようとしています。政府は この間、主要農作物種子法廃止、種 苗法改悪という種子をめぐる法改正 を…
【消費者リポート】1640号(2020年12月20日発行)
2020年12月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は わが町を5Gから守ろう 今年3月、日本と欧州10カ国で5ファイブジーG(第5世代移動通信システム)の商用サービスが始まりました。本誌1627号でも、飛躍的に増える電磁波の曝露に警鐘を鳴らしました。5Gといっても何がどういう形で始まるのかわからないという人も多いでしょう。最近は近隣に基地局 が設…
【消費者リポート】1639号(2020年11月20日発行)
2020年11月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は 子どもの食べている食品添加物を知っていますか? 食品添加物が急増しているのをご存じですか。子どもの食べるお菓子にも、甘味料や着色料、増粘多糖類などが以前より多く使われています。 子どもは小さな大人ではありません。大人よりずっと添加物の影響を受けやすいのです。子どものためには、表示を見て食品を選…
【消費者リポート】1638号(2020年10月20日発行)
2020年10月20日発行の「消費者リポート」をお届けします。 今月の特集は 新型コロナ・ワクチンを打っても大丈夫? 「ワクチンが開発されるまでの我慢」「あと半年もすればワクチンができるから」。メディアは、新型コロナウイルス感染症対策でワクチン待望論を振りまいています。でも本当に効果があるのか、安全性は確保されるのか、多くの疑問があります。日消連はこれまでもワクチン接種…